安く卓上テレビ環境を構築すべくDT35を中古で購入。
リモコンが付属していなかったが、手元で操作すれば良いと考えて よく調べもせず購入。しかしリモコンが無いとチャンネル設定が出来ないことが判明。
リモコンコードを手に入れてarduinoで送信出来ないか調べてみた。

リモコンデータベースのコードを試す

リモコンデータベースサイトからマスプロのTVチューナーを探し(殆どNECフォーマット)送信してみるが、反応無し。

JP1 Remotes

Slingbox用?のリモコンデータ登録サイトにDT35と、同一のリモコンを用いるDT400のリモコンコードのバイナリファイルが公開されていたので、ダウンロードして中身を確認する

RemoteMasterをダウンロード

バイナリファイルを開くために必要。 とりあえずv2.03を使用。

RMファイルをダウンロード

RemoteMasterから直接バイナリファイルを開く方法がわからなかったので、Toshiba RD-XS55 のRMファイルをダウンロード。 RMファイル開いた後、バイナリファイルをインポートする方法をとった。

RemoteMasterを起動

RemoteMasterを起動→[file]-[open]からRD-XS55のRMファイル(拡張子.rmdu)ファイルを開く。 [Advanced]-[import binary upgrade]から目的のバイナリファイル(.bin)を開く。

内容の確認

開いてみるとDT35、DT400共にNECフォーマットであった。 しかし、同じリモコンであるはずだが、各ボタンの送信データは異なっていた。

電源ボタンのコード

DT35:0x47
DT400:0xE0

NECフォーマットは16bitのカスタムコードと 16bitのデータコード(8bit+8bitの反転)らしいので
0x47B8
0xB847
0xE01F
0x1FE0
のいずれかではないかと推測できるが、カスタムコードが判らずここでギブアップ。 別途リモコンを購入した。

DT35

DT35_image4
DT35_image5


DT400
DT400_image7
DT400_image8



リモコンコードの解析

購入したリモコンで電源ボタンのコードを解析してみた所、
535A1FE0であったので、DT400のバイナリデータが対応していたことが判明した。

また、カスタムコードもRemoteMasterのFixed Data欄の0xAC 0xA5を反転させると0x535Aになる。 同じNECフォーマットのRD-XS55のFixed Data:0x5D 0xC2。
別途調べたRD-XS38のカスタムコードが0xA23Dとこれも反転しているので、 その前についている20が反転を表すコードなのかもしれない。